ガラスガラガラ

カツは味噌カツ、猫はさばとら  旧ガラスガラガラ http://neko-panchi.blog.so-net.ne.jp/

気分の広がり

阪急各線の梅田寄りから一番遠い車両は、携帯スマホ電源オフ車両になっている。この車両では、まるごと一両、電源オフが要請されている。

 

実はこの電源オフの理由は、導入当初はおそらくペースメーカー装着を考慮したものであったのかもしれないが、今となってはかなり曖昧でよくわからない。車両のどこを見てもペースメーカーを装着している人に配慮して電源オフしろとは書いていないし、車内アナウンスでも電源オフ車両の存在自体は伝えられるが、ペースメーカーのぺの字も出てこない。

 

最早、何の理由もなく、そういう車両と化している。

 

個人的にはこの車両は、のんびりまったり本を読んだり寝たり窓の外を眺めたりするための「レトロ車両」だと思っていて、若干空いていることもあってとても気に入っている(最寄駅では出口までひたすら歩かされるけど)。たまに他の車両に乗ると、時間帯によってはほぼ全員が下を向いて画面を見つめていて、結構面白い。なんというか、異文化の国に来たみたいな気分が味わえる。

8両中1両だけなんだし(7両はオフにしないでいいんだし)、是非、このレトロ車両は続けて欲しい。たまに車掌に注意されてキレている中高年がいるが、老化で前頭葉が劣化していること丸わかりでみっともない。まあ、車掌が来るとこそこそ隠してる若いのもどうかと思うけど(最近の若いのは表立っては反抗しませんな)。

 

さて、電車ならオフ車両を設定しても誰も文句言わないし全然問題にならないけれど、いまどきのコンサートやライブなんかでのスマホ撮影は、どうなってんですかね?最近、全然行かないからよくわからない。

この前、観に行った高校中パニック小激突では誰もスマホ使ってなかったけど、あれは舞台だし、まあ当然。クラシックコンサートでもスマホ撮影はありえないけど、ロックやポップスでは?ネット上の動画観る限り、北米、ヨーロッパ、オセアニアでは、なんか普通にスマホで撮影しているような...(最初は少し驚いたけど)。

 

日本で撮影された動画が上がっていないということは日本では今のところ禁止なんでしょうが、議論してルール決めた方がいいんじゃないですかね?もちろん、演じる人にとっても客にとっても双方が幸せになる方向を探す議論。

もちろん、議論がなされた結果、禁止ということになってるのならいいんですが、単に暗黙の了解みたいになっていてオープンに議論されている感じがしません。せいぜい数百円払って15~30分乗ってるだけの電車とは違いますしね。

 

というのも、↓の動画を観て、これって(動画とコメントが世界中に広がったことも含めて)ある一つの幸せの形だなあと思った次第。

解禁に全面的に賛成するわけではありませんが、暗黙の禁止だとこういう幸せは得られない。

 


Melbourne teacher serenades Beyonce. MRS ...

 

で、すごく楽しい気分になったので、halo買っちゃった^^(ビヨンセの曲を聴くのは初めてだったけど)。

 

ポイントとなるのは楽しい気分とその広がり